パセオ アニマルクリニック 使用ワクチン


当院で使用しているワクチン

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◆犬9種混合ワクチン 京都微生物科学研究所 キャナイン-9Ⅱ

近年、守谷市内の飼い犬に、レプトスピラ症コペンハーゲニー型・カニコーラ型・ヘブドマディス型の
3型すべての感染が見つかりました。
現在日本で認可済の犬の混合ワクチンの中でこの3型とも含まれるのはこのキャナイン-9だけです。
特に仔犬におけるパルボウィルス感染症に対する予防効果を高めたキャナイン-9Ⅱを選択しております。
経験上、他社の犬混合ワクチンと比べて接種後副反応出現がとても少ない点も選択理由のひとつです。

キャナイン-9Ⅱで予防可能な9種類の病気とは

犬ジステンパー
最初風邪のような症状から下痢や嘔吐、脳神経をおかされてけいれんなどを起こす、感染力や死亡率の高い怖い伝染病です
犬伝染性肝炎
発熱や嘔吐、下痢、眼に症状が現れたりすることがある病気で、無症状のまま突然死亡することもある怖い伝染病です
犬アデノウィルス感染症
次項のパラインフルエンザとともに一般にと「ケンネルコフ」呼ばれる咳や鼻水など呼吸器症状を主体とした病気です。ひどくなると気管支炎や肺炎を起こして重症化すると飼い始めの仔犬にとっては特に怖い病気です。
犬パラインフルエンザ
前項のアデノウィルス同様一般に「ケンネルコフ」と呼ばれる呼吸器症状を示し、飼い始めの仔犬にとっては特に怖い病気です。
犬パルボウィルス感染症
9種混合ワクチンの中でも最も感染力が強く、死亡率も非常に高い怖い伝染病で、主に嘔吐や下痢といった消化器症状がみられます。複数回のワクチン接種が済んでいない仔犬の嘔吐、下痢の際に最も注意が必要な病気です。
犬コロナウィルス感染症
上記のパルボウィルス感染症同様消化器症状を示す伝染病で、パルボウィルス感染症との混合感染により病態を悪化させると言われています。
レプトスピラ感染症コペンハーゲニー型
腎炎や肝炎を起こし発熱や歯ぐきなどの出血・黄疸を示す重症型でイクテロヘモラジー(黄疸出血)型とも呼ばれます。【人畜共通伝染病】
レプトスピラ感染症カニコーラ型
腎炎と肝炎を起こし嘔吐や血便などの症状を示すこともあります。
レプトスピラ感染症ヘブドマディス型
人のレプトスピラ症<秋疫B>の原因菌により起こる病気で腎炎と肝炎を併発することもあり死亡率も高い病気です。【人畜共通伝染病】

※【人畜共通伝染病】とは動物にも人にも伝染するおそれのある伝染病の総称です

◆猫3種混合ワクチン 

犬の混合ワクチン同様、経験上、他社の3種混合ワクチンより副反応出現が少なく、
安心で予防効果の高い生ワクチンです。
一般に猫白血病ウィルス感染症は感染猫との直接的または間接的な接触がなければ感染することがないので
室内飼いのネコちゃんには3種混合ワクチンの接種をお勧めしています。

猫3種混合ワクチンで予防可能な3種類の病気とは

猫伝染性鼻気管炎
鼻炎~気管炎・結膜炎を起こすいわゆる猫の風邪です。感染力が強く、一度感染すると治ったあとも潜伏感染を続け体調が悪くなると症状が再発することもあります。仔猫では結膜炎の悪化から失明することもあります。
猫カリシウィルス感染症
上記の伝染性鼻気管炎同様の風邪の症状に加えて舌や口唇に口内炎を起こし食欲がなくなったりします。
猫汎白血球減少症
猫のパルボウィルス感染症で昔は俗に猫ジステンパーなどと呼ばれた怖い病気で嘔吐・下痢などから重度の脱水状態に陥ったり、心筋炎を起こして突然死することもあります。

◆猫7種混合ワクチン 京都微生物科学研究所 フィーライン-7

上記の3種混合ワクチンに加えて猫白血病ウィルス感染症、猫クラミジア感染症の予防もできるワクチンです。猫白血病ワクチン接種によりごく稀に発生する「猫白血病ワクチン誘発性肉腫」はワクチンの中のアジュバントという成分に
由来するといわれているのですが、このフィーライン-7は他社の4種混合、5種混合ワクチンと比べてその危険性がより少ないということでこのワクチンを選んでおります。
外出するネコちゃんにはこの7種混合ワクチンの接種をお勧めしています。
また、猫カリシウィルス感染症についてはウィルスのタイプが多く、予防しにくいと言われています。
このフィーラインー7には国内から分離した3タイプを混合し、国内の猫に蔓延している猫カリシウィルス感染症を幅広く予防します。

フィーライン-7で予防可能な猫白血病ウィルス感染症、猫クラミジア感染症とは

猫白血病
猫免疫不全症候群(エイズ)と並んで怖い伝染病で、発症すると3年以内に
80%が死亡するといわれています。
エイズと同じように様々な病気に対する抵抗力がなくなったり、胸腔内に腫瘍ができたりして非常に重い病態を示すことがあります。
エイズはけんかしなければ感染する可能性は低いと言われますが、猫白血病は食器や排泄場所の共用、グルーミングなどといった、より軽い接触でも感染します。
猫クラミジア感染症
猫ウィルス性鼻気管炎や猫カリシウィルス感染症と同様の風邪のような症状や結膜炎・角膜炎などの眼の病気を起こし、他のウィルスや細菌との混合感染によって症状がひどくなったり、肺炎になったり、結膜炎が慢性化します。感染している母猫から生まれた子猫は眼炎や肺炎を起こして数日で死亡することもあります。

◆猫エイズワクチン 明治製菓/共立製薬/北里研究所 フェロバックスFIV

猫エイズ(FIV)の予防ワクチンです。08年8月現在国内で流通している唯一のFIV予防ワクチンです。

フェロバックスFIVで予防可能な猫エイズとは

猫エイズ(猫免疫不全症候群=FIV)
主要な感染経路はけんかの際などに受ける咬傷で、
猫は交尾の際に噛み付くことから、交尾でも感染すると言われています。
猫白血病とは異なり、食器やグルーミングで感染することは
まずありません。
長期にわたって持続感染してネコちゃんの免疫力を徐々に低下させていき、その結果、さまざまな病気にかかりやすくなります。
口内炎や歯肉炎、風邪のような症状など、
一度発症するとなかなか治らず、体重減少、貧血や腫瘍、
神経症状などが見られ、死に至ります。

いずれのワクチンも定期的な追加接種が必要です

大人になった犬・猫でも前回の接種から2~3年のブランクが開いていると感染によって発病する例が
しばしばみられます。
治療にはより多くの費用、時間、飼い主さまにとっても精神的な負担がかかることも多いものです。
年一回の追加接種でしっかり病気を予防しましょう。